フロントドアが直立不動に・・・・
自転車のタイヤを換えようと、工具を出すのにデリカを車庫から出して、下りようと思ったら車が動きました。
Dレンジに入っていたので、シフトをPレンジに入れたと思ったら、バックに入った。

フロントドアを開けていたので、慌ててブレーキを踏んだら滑って、アクセル。
当然車はバックします。
V63000ccのパワーはすごい!後ろに飛び出しました。
頭真っ白!
慌ててブレーキを踏みましたが、「バカッ!!」とドアがシャッターの柱に。(涙)
落ち込んでいる暇は無いので、落ち着いて車を出して、ドアを閉めて見ると、





アールのあるドアが、真っ直ぐになってしまいました。
ドアも閉まるし、走るのには支障ありませんが、
雨が降ったらだだ漏れ。

よかったのは、ドアだけで済んだこと。
怪我もありませんでしたし、シャッターも無事です。(シャッターの方が強い?)
かみさんに話すと一言、
「あほやん!なんぼかかるん?」(一刀両断です。)
ディーラーに電話すると、基本修理の業者に出すとのこと。
おまけに代車は週末まで無いですと・・・・
とりあえず持って行くと、
「ドアの交換になりますね。」
「いくらくらい?」
「20万円くらいでしょう。」(ええロードバイクが買えます。)
うーん、保険に入ってるけど週末まで預けるのはな。
ちょっとしたところなら、引っ張ってでも直るかもしれませんが、ドアはびくともしません。
「おっちゃんさんさえ良かったら、やってみてもいいですか?」とフロントの方が。
「え?直せるの?」
ドアの内側に膝を当てて、窓の上を持って、キャメルクラッチ!

いや、曲がらんでしょう。
と思っていたら、少しずつ曲がっていきます。
通りかかった、年配のフロントの方が一言。
「もうちょっと上に膝を当ててみ。
窓は開けといた方がええで。」
みんな経験してるんですね。
最後に一引きすると・・・・


きっちり合ってます。

内側の破れたところも、ボンドで埋めてくれていました。
いい仕事を見せてもらいました。
ええお店に巡り合えて、幸せです。
直ったので、かみさんからのお咎めは無しでした。(喜)
皆さんも、ドアを開ける時はPレンジとサイドブレーキを確認してくださいね。
<追記>
ディーラーで写真を撮ってる時に、フロントの方が
「カメラに
"目を閉じている顔を認識しました。"
って出てましたよ。」と。

写した写真、プリントアウトしたものは見たくありません。
